洗える着物じゃなくてもOK!着物と長襦袢を洗濯する


現実問題、やっぱりできれば洗いたい!

●「着物のお手入れは、ちゃんとプロに頼まなきゃ!」って怒られた(笑)
●着物は自分で洗うものじゃないっていうのはわかってるけど……
●でも、現実問題として、やっぱり出来れば洗いたい!!
実は、正絹の長襦袢も着物も、自分で洗える方法があるってご存知でしたか?
もちろん洗えない物もありますが、ちょっと工夫するだけで洗える物も、意外とあるんです。

正絹の着物や襦袢を洗えるようにする方法とは?

●長襦袢はエマールで洗っても大丈夫?
●さすがに正絹の着物は洗えないのかな。
●どの洗剤を使えば縮まないように洗えますか??
戦前の「主婦之友」には、生地の水通しの仕方や、洗ったときに型崩れしない仕立て方などがたくさん掲載されています。
今と違って自分で縫っていた時代には、洗いたい物は、ちゃんと自分で水通しをしてから仕立てていたのです。
洋裁のときは、縫う前に水通しするのが当たり前ですよね??
しかし現代では、礼装しか縫っていなかった仕立て屋さんが普段着も縫うようになり、水通しをしてから仕立てる店はありません。
水通しせずに仕立ててしまった着物は、どんなに高い洗剤を使っても、縮まないように洗うことはできないのです。

湯通ししてもらってもダメ!

●自分で水通しするのは、ちょっとさすがに勇気ない(笑)
●じゃぁ、湯通ししてもらえば良いんじゃない??
●洗い張りしてあるから、もう縮まないのかな!?
実は、湯通しや洗い張りしたからもう縮まない、というわけではありません。
普通の湯通しでは、生地をきちんと縮ませることはできないのです。
きちんと縮めるための水通しをしている店は、木綿の専門店などごくごく一部しかありません。
だから、洗うたびにどんどん縮むのです。
特に、湯通しの途中の「ある工程」が、非常に問題です。
この工程を省略してもらえば、普通の湯通しでもそれなりに縮ませることができます。

「水」厳禁!気を付けなければいけない生地とは?

●正絹は洗うなって言われたけどなんで?
●シルクの服は自分で洗ってるけど・・・。
●絹が洗えないってこと??
昔の和服は、解いて洗って縫い直すのが当たり前だったので、「洗う前提で作られていない」ものがあります。
例えば、ものすごく色うつりして表地まで台無しにしてしまうような裏地とか、水を一滴垂らしただけで着られなくなるほど縮む生地もあります。
特に注意が必要なのは、強撚糸を使った織物です。昔のちりめんやお召は、基本的に洗えないと考えた方が良いでしょう。
しかし最近は、ちりめんやお召でも糸の組み合わせなどが改良されていて、洗えるものも増えてきています。

なぜ洗うなと言われるのか??

最近の生地は、縮まないように改良されている生地が増え、襦袢はほとんど洗えますし、普通のちりめんの着物ですら洗える場合もあります。

しかし売る側にとって、水に通すということは、非常に厄介な問題です。
色止め、柔軟剤、防染加工など、様々なごまかしが出来ない。どんなクレームになるかわからない。
だから洗って欲しくないのです。

当店は、このリスクを背負ってでも、洗える仕立てに力を入れていきたいと考えています。
それはお客様に、「より快適に着物を着ていただきたい」という想いがあるからです。
洗えるポリを選ぶのではなく、天然繊維の心地よさを、より身近に感じていただきたい

そんな想いで、当店は洗える仕立てをご提供しています。

関連情報

自分で正絹襦袢や着物を洗ってみたい方に。
各地での講習会・相談会などの先行予約、開催情報のお知らせなどを配信しております。

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