「身長=身丈」じゃ長い?本当に着やすい着物寸法とは。


本当に着やすい着物寸法とは?

なんかいっつも、おはしょりがあまる。脇が上手くいかない。
「身長=身丈」にしてもらったけど、なんか長いような?
着付けが下手だから??
実は、裄とヒップと身長から割り出す着物寸法は、単なる目安
本当のマイサイズではありません。

リサイクルやプレタの着物を買うときには便利ですが、お仕立てまでこの寸法で作ってしまうのはもったいない!
せっかく何万円も払うんですから、もっと着やすい着物寸法をみつけましょう!
その着物が着にくいのは、着付けのせいではないかもしれません。

リサイクルより、仕立てた着物が着にくいのはナゼ!?

採寸してもらって仕立てたけど、なんか大きい。
おばあちゃんにもらった着物の方が着やすい気がする・・・。
着物の寸法ってこんなものなのかな・・・??
採寸してもらって着物を仕立てると、たいていひと回り大きく出来上がります。
クレームにならないようにするためです。

着る人のことを本当に考えて採寸している人というのは、実はほとんどいないのが現状です。
着物の寸法のことを、きちんと理解している人に採寸してもらうということが重要です。

衿まわりのしわ、脇のだぶつきが気になる。

衿まわりのしわが気になる。でも補正はあんまり入れたくない。
脇がダブダブする。入れても入れても出てくる。
これってやっぱりしょーがない??
衿まわりのしわや脇のだぶつきは、実は寸法が合ってないのが原因です。
胸のところの寸法は抱き幅といって、着心地に最も影響するとても重要な寸法です。

しかし、抱き幅や衿まわりは採寸がとても難しく、きちんと採寸できる人はほとんどいません。
衿まわりのしわも脇のだぶつきも、きちんと採寸すれば、たいてい改善できるのです。

なぜかどこか着にくい。なんか毎回、ちょっとずつ違う。

なんかこの着物だけ、裾がイマイチまとまらない・・・。
なんかこの着物だけ、脇がよく出てくる気がする・・・。
同じ寸法表で作ってもらったハズなんだけど・・・??
実は、寸法表が同じでも、縫う人によって着物は随分と違った着心地になります。
これは、地域や職人によって、縫い代の取り方や標準寸法などが違うためです。

昔は、地域ごとに着付けの特徴があり、寸法もそれに合わせた寸法になっていました。
しかし現代では、着付けは関東風なのに仕立てが関西寸法になっていたりすることも多く、着にくく感じる原因の一つになっています。

本当のマイサイズは、気持ちいい。

母の着物、裄も丈も短めだけど、なんかパパッと着られる。
いっつもそればっかり、つい着てしまう着物がある。
わかんないけど、なんかこれ着やすい。
仕立て屋【*ツキヒコ*】で目指しているのは、そんな着物です。
昔、着物が普段着だったころ、家族の着物は母親が縫っており、雑誌「主婦之友」などでは着やすく仕立てるコツなどが特集されていました。

これらの技術、残念ながら現代ではほとんど知られていませんが、当店ではこの時代の和裁技術を積極的に研究・採用しています。

その採寸で大丈夫??

①着物の構造(=縫い方)を知らない
・裄と身長とヒップだけ
安易に寸法をいじって悪化

②縫い方は知っているけど・・・
着ないので原因がわからない
・他の縫い方を知らない
・縫える人がみつからない
・着る人の好みを聞かない。

現在のお仕立てというのは、残念ながら、ほとんどこんな採寸ばかりです。
着物のことをきちんと知っていて、いろいろな縫い方(原因と解決方法)を知っていて、きちんとお客様の好みに合わせた寸法を作れて、それを実際に仕立てられる技術を持っている
そうでなければ、本当に気持ちいい着物はできません。

いろいろな地域の仕立てを経験し、古い技術を研究してきた一級和裁士だからこそできること。
自分自身が着て生活し、お客様の声を大切にしてきたからこそできること。

せっかくお仕立てするのですから、「本当に気持ち良い寸法」で着ていただきたい。
メジャーで測ったぐらいでは、母親が縫っていた時代の着やすさを再現することは出来ません。
お仕立ての、本当の価値を感じていただきたい。当店は、そんな想いで採寸をしています。

お客様の声

【O.K様】
仕立てていただいたお着物を本日着用させていただきました。あまりにも着やすさに感動しました!
おはしょりを処理する手間がなくなり、以前気にしていた脇のあたりのたるみもすっきり解消!自分で言うのも何なのですが、着姿がとてもきれいで、いきなり着付けがうまくなった感じすらします。

関連情報

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自分の寸法を知りたい方、着物の寸法を勉強したい方に。