襦袢の衿巾問題

最近、「襦袢の衿が着物と沿わなくて・・・。」

というご相談をよくいただきます。

既製品の半襦袢などの場合、洋裁で作ってあるものだと、もうそもそも和裁の衿とは形が違います。

そういう場合は、残念ながら襦袢を替えていただくしかありません。

でもそれ以外に問題がある場合もあります。

それは・・・、 (さらに…)

続きを読む

ベトナムの縫製工場に行ってきました。

先月、ベトナムの縫製工場に行ってきました。

とってもいい笑顔で迎えてもらいました~。
ベトナム 着物 仕立て

雰囲気はとっても和やかムードですが、実はベトナムの職人さんは地方から出稼ぎに来ている人が多く、「お金をためて田舎に帰るぞ!」という人が多いそうです。

だから意気込みが違う。

家族を背負ってる人もいる。

トップレベルの人の腕前はこんな感じです。↓

(さらに…)

続きを読む

「裾すぼまり」って前から見た姿だと思っていませんか?

(さらに…)

先日ご相談にお越しくださったお客様。

「なんだか裾すぼまりにならないんです」

・・・とご相談いただきました。

拝見すると、とても綺麗に着てらっしゃるように見えます。

「どういう時に気になりますか?」とお伺いすると、写真を撮った時とのこと。

そこで「???」となったわけです。

「もしかして、裾すぼまりって前から見た姿だと思っていませんか??」

続きを読む

襦袢と着物の衿がそわない。

img_2055

先日の「たかはしきもの工房」さんの和江さんの記事です。

この、衿を丸く切る問題。

仕立て替えの際に、前後を入れ替えられなくなるだけではなく、襦袢が飛び出たり引っ込んだり、着物と襦袢がそわない原因にもなります。

特に最近は、規制品の襦袢などで衿が丸く切ってあるものが多く、衿が立たない・着物とそわない、といった様々な問題の原因となっています。

縫いやすいからと言って、こっそり見えないところでごまかしている仕立てが多いのは嘆かわしいことです。

着物の着方。左前?右前?どっちが前?死装束との関係

着物の着方は左前?右前?どっちが前だっけ?

着物は、生きていると左が上になるように着ますが、死ぬと右が上になるように着ます。
袱紗(ふくさ)も熨斗袋(のしぶくろ)も同じ。結婚式では右開きに包み、お葬式では左開きに包みます。

「ん????逆じゃない??」・・・と思ったそこのあなた。
左と右の、ちょっと複雑で不思議な世界へようこそ(笑)

この関係を紐解いていくと、昔の日本人の豊かな世界観が見えてきます。
紅白饅頭も、水引も、襖(ふすま)も、神社の狛犬さんも、みんな実は同じ関係なんです。

(さらに…)

続きを読む

裂織

20140214_010250000_iOS

江戸時代の裂織です。
古くなって使えなくなった布を細く紐状に裂いて布に織り直します。

江戸時代は、質素だけれど豊かな生活だったことが想像できます。
そして、ツギハギは日本人にとってはデザインだったんですね!